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June 05, 2008

ウイスキーと会津

6月 5日(木)/Dsc00057

某県立高等学校で、3&4時間目(100分)、授業をしてきました。

 テーマは「一枚の写真から・・・・」となっていますが、身近なところを調べたり掘り下げると面白いし“宝”があるよ。という、ヘンなオッサンによるヘンなお話をしてきたのです。

Dsc00066  竹鶴政孝は、日本初の本格的スコッチウイスキー製造を指揮。「日本のウイスキーの父」と呼ばれています。

 ニッカウイスキーを興したのが竹鶴です。

 さて、ニッカウイスキーの「ニッカ」とは何か?Sdscf6403

 答えは「日果」で、「大日本果汁」からきています。ウイスキーは製造開始から出荷までに数年かかるため出荷までは当然ウイスキー製造による収益はない。

 Sdscf6404 そこで竹鶴は、事業開始当初は北海道余市特産のリンゴを絞ってリンゴジュースを作り、その売却益でウイスキー製造を行う計画だったのです。

 このため農家が持ってきたリンゴは1つ残らず買い取り、しかも重量は農家の自己申告をそのまま信用して買ったというのです。

 「日果林檎ジュース」があって、「ニッカウイスキー」が北海道の余市で生まれたのです。ジュースもウイスキーも竹鶴のこだわりはタイヘンなものでした。Sdscf6409

 その余市特産のリンゴは、というと「リンゴ発祥の地」の石碑もありまして、もともとは北海道に渡った会津藩士が育てた「緋の衣」という品種のリンゴに辿りつきます。

 「緋の衣」というのは、松平容保が孝明天皇から賜った陣Sdscf6410 羽織のことです。

 というように「NIKKA」から、会津との関係や当時の人々の誠実な仕事ぶりに想いを馳せることができます。

 なんてことを、ウイスキーを飲めない未成年の高校生相手に話をしてきたわけです。

 高校生諸君は、熱心にメモを取っていた人もいたけれど、あのオッサンの言いたことは何だったのだろう?なんて今頃困惑しているかもしれないなぁ・・・・。

 

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Comments

千葉県柏市「逆井」にニッカの工場があります。その地は、井戸を逆さにしたように良水が豊富だったから「逆井」と名付けられたとか。

「研修」と称して、ピュアモルトをしこたま飲んだのは、いつの事やら・・・。

汽車のない橋梁も素敵ですね!

Posted by: カマキリ | June 07, 2008 01:13 AM

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