10月 3日(土)
「L・L教室」っていうのが昔中学校にありました。
現代の世は「電子黒板」ですかい。公立小中学校3万校に電子黒板を導入するとおまけのデジタルテレビとセットで100億。
将来的には全学級40万台を導入する予定だとか、いくらになるだろう?
民主党新政権は、上記「電子黒板」の導入を中止したそうな。
ああよかった・・・・。
「人と人との関係性の中に“教育”がある」と言ったのは寺山修司ですが、授業はチョーク一本で行う、というのも哲学です。
その理念を忘れると、見栄えの良さそうなカラフルとかハイテクに流されて“授業”本来を見失ってしまうという、ワケがわからん状態に陥るのです。
新政権は、教員養成課程を6年にするとか実習期間を1年にするとか、これも問題というか現場を知らない“改革”?といえるのではないでしょうか?
免許更新制を廃止、と何故言えないのだろう・・・・。評価制度も不要。
日本の教員の質の高さは我が国の誇るべき利点なので、それを生かせばいいと思うのです。
教員も教育現場で生徒に鍛えられながら、学び成長してゆくのですから、その“教員養成”の仕組みが日常的に“学校”に在れば良いと思うのです。
その為には、学校の先生方の時間的なゆとりが必要です。
それから、若い教員は、教科に関してはもちろん事務的な事etc.わからない事はとにかく周囲の先生方に教えを乞うのが大切だろうと思います。
それが、最も有意義な“研修”になるのではないでしょうか。
そうして培われた“人間関係”が“豊かさ”になり、必ずや授業にも影響して子どもたちにも伝わる、と信じています。
本日は、宮城県東松島市行きです。
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